無死満塁から2者連続スクイズ成功
楽天が逆転勝ちで今季2度目の4連勝。貯金を今季最多の「8」とした。
楽天は2点を追う7回、連続四球などで一死二、三塁の好機を作り、1番・小深田大翔の二ゴロの間に三塁走者が生還。なおも二死三塁で、2番・鈴木大地が右前適時打を放ち3-3の同点に追いついた。8回は先頭の4番・島内宏明が、逆転となる8号ソロを右翼席へ。その後も連打と犠打失策などで無死満塁とし、8番・太田光、続く村林一輝の連続スクイズで7-3とリードを広げた。
5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説の高木豊さんは二者連続スクイズの采配について「石井監督はスクイズ好きです」とコメントし、「でも、打者の立場からするとノーアウト満塁でスイクズというのはバッターはすごいプレッシャー。フォースプレーだし、ホームゲッツーというのも考えられる。だから、ピッチャー出身の監督じゃないと出せないんじゃないかな」と打者目線でのスクイズ采配についての考えを明かした。同じく解説を務めた谷繁元信さんは「度胸があるんじゃないかと。負けててもエンドランかけたり、よく動くので」と石井監督の大胆な采配についての見解を述べた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』