2022.03.12 13:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 11 | 終了 | 5 | 福岡ソフトバンクホークス |
神宮 |
ブレークの兆しを見せていた中でのアクシデント
ソフトバンクの佐藤直樹選手は12日、神宮球場で行われたヤクルトとのオープン戦に先発出場。5回に投球を右手付近に受け負傷交代した。
「1番・中堅」で先発した佐藤直は5回、二死二塁の好機で打席へ。元ソフトバンクの右腕・小澤怜史の投じた初球の内角ストレートを振りにいったものの、シュート気味に食い込んできたボールを避けきれずにバットを握る右手付近にボールが直撃した。
判定はファウルとなったものの、佐藤直は苦悶の表情を浮かべながら治療のためにベンチへ後退。再び打席に戻ることはなく、代打・上林誠知が送られ途中交代となった。
佐藤直はJR西日本から2019年のドラフト1位で入団。昨季一軍デビューを果たし、3年目の今季は上林、牧原大成らと並び「中堅手」のレギュラー候補として期待を寄せられていた。
オープン戦ではこの試合前時点で8試合に出場し、打率.313(16-5)、1盗塁の好アピールを見せていたなかでの思わぬアクシデント。シーズン開幕が2週間後に迫っているだけに、患部の状態が心配される。