BIG BOSS采配について解説陣の見解は?
日本ハムは2戦連続の小刻み継投も実らず開幕2連敗。新外国人・アルカンタラの2打席連続本塁打も空砲に終わった。
日本ハムは前夜の開幕戦に救援登板した堀瑞輝が中0日で異例の先発登板。左腕は1回無失点と役割を果たし降板したが、2回に2番手の古川侑利が先制ソロを浴びた。同点で迎えた5回は、3番手の河野竜生が一挙5失点。安打と2四球で一死満塁のピンチを招き、ソフトバンクのクリーンアップに3連続適時打を浴びた。
打線は「1番・二塁」で先発出場したアルカンタラが大暴れ。4回に来日1号の同点ソロを左翼席へ運ぶと、6回は2打席連発の2号ソロを右翼席へ。8回には右前打を放ち来日初の猛打賞をマークした。9回には4番・清宮幸太郎が1号ソロを右翼席中段へ。3点差に迫りなおも二死満塁の好機を作ったが、最後は代打・宇佐見真吾が見逃し三振に倒れた。
26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた江本孟紀さんはBIG BOSS率いる日本ハムの開幕2試合を振り返って「内心は勝ちたいでしょうね。誰も負けるのはいいわけじゃないですし。でも、こう見ているとアルカンタラや清宮もそうですけど、少しずついけるという手応えを感じてきているんじゃないですかね」とコメント。
同じく解説を務めた谷繁元信さんは「野手に関しては手応えを感じていると思うんですよね」と打撃については一定の評価をしつつ、「あとはピッチャーですよね。ピッチャーを今のような使い方というわけにはいかないと思うのでそこをどうやっていくかでしょうね」と投手の起用法については疑問を呈した。
日本ハムは開幕2試合を終えて、昨季12勝を挙げたエースの上沢直之が未登板。上沢とともに先発ローテーションの軸を担うとみられていた伊藤大海は開幕戦で中継ぎとしてマウンドに上がったものの、同じくローテ入りが確実視されていた立野和明もまだ登板機会がない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』