2022.04.23 14:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 3 | 終了 | 2 | 千葉ロッテマリーンズ |
京セラD大阪 |
初回三振は「調子よくない」の真意とは?
23日のロッテ戦で先発するオリックス・山岡泰輔が代表取材に応じた。
昨年、一昨年と怪我の影響により、シーズン途中で離脱した山岡だが、今シーズンは3試合に先発、2勝1敗、防御率0.92と復活の兆しを見せている。
肘の状態を見ながら球数を増やしてきているが、「徐々に投げられるようになりました。監督と高山さん(投手コーチ)が考えてくれてるんで、徐々に徐々に上げてきてはいます」と、首脳陣とコミュニケーションをとりながら順調に調整。球のキレやコントロールについては「上手くいくことは少ないと思うんですけど、なんとか投げていきたいなと思う」と語った。
ロッテ打線の印象は「ランナーをためて一発で大量得点というのは避けたいなと思いますね。ZOZO(マリン)と違って風とかもないんで。とにかくランナーをためないようにするのが大事かなと思う」と集中打を警戒している様子。
「初回に三振を取っている時はあまり調子が良くない」という発言もあったが、「あんまり三振を取るピッチャーじゃないというか、自分の中で三振はいらない。流れさえ持って来れればいいんですけど。最初が調子いいと勘違いもしちゃうから。あんまり良くない時の方がいいかなって思うだけかもしれないですけど、いいリズムを持って来て、少しでも早い回に点を取ってもらって、そのままの流れで終わりたいなというのはある。ホームの雰囲気がいいので流れを持って来やすい」とその理由をストレートに話していた。
「(ビジターと)意識はそんなに変わらないですけど、僕自身の球の状態が変わって来ると思うので、その辺はホームを生かせたらいいなと思う」と語った山岡は現在、京セラドーム9連勝中。10連勝を目指す今回のロッテ戦は、達成すれば自身の完全復活へさらに近づくのは言うまでもない。
取材・文=どら増田