指揮官の要望受け獲得「期待しています」
日本ハムは25日、前カブスのコナー・メネズ投手(27)と支配下選手契約を結んだことを発表。背番号は「70」に決まった。
メネズは188センチ93キロの大型左腕で、2016年のドラフト14巡目(全体425位)でジャイアンツと契約。2019年シーズンのデビュー後は、なかなかメジャー定着に定着はできなかったものの、今季も含め通算24試合(43回1/3)の登板で2勝1敗1ホールド、防御率3.95の成績を残した。
稲葉篤紀GMは「ストレートの平均球速は145キロほどと、力で押すタイプではありませんが、タイミングを外す独特な投球フォームで打者を翻弄する、今のファイターズにはいない左腕です」と分析。また、「BIGBOSSからは『左投手の強化を』という要望を受けていましたので、メネズ投手には試合終盤の大事な場面で力を発揮してくれることを大いに期待しています」とリリーフ強化が今回の補強の狙いであることを明かした。
日本球界で初挑戦となるメネズは、日本ハム球団への感謝とともに、「一日でも早くチームに合流し、勝利に貢献できるよう全力でプレーすることをお約束します」と新天地での活躍を誓った。