痛恨の守備ミス3連発
ロッテは延長12回に守備の乱れから勝ち越しを許し、5位に転落した。
8-8で迎えた延長12回、7番手の廣畑敦也が一死一塁で太田椋をセカンドゴロに打ち取りダブルプレー成立かと思われたが、ショートの藤岡裕大の悪送球で一塁走者はセーフ。二死一塁で代走の小田裕也が廣畑の牽制で飛び出すも、ファーストの菅野剛士の二塁への送球がそれて進塁を許す。さらに、福田周平の二ゴロをセカンドの中村奨吾が一塁に悪送球。二塁走者の小田が生還して、これが決勝点となった。
29日のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満さんは「大事なところで痛いミスが3つ続いてしまった。たらればの話になってしまいますが(一つでもアウトを)取っていればというシーンがいっぱいありましたからね…」とチェンジ目前でまさかの悪送球3連発で敗れたロッテ守備陣に苦言を呈した。
解説を務めた江本孟紀さんは「こんなに続くと全体にそういう流れになってしまった。ロッテファンはカリカリしているでしょうね」とミスが伝染してしまったとの見解を語った。同じく解説を務めた斎藤雅樹さんは「ロッテとしては今日は本当に痛い負けですね…」と、後半戦のスタートで勝ちゲームを自滅で落としたことを悔やんだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』