2022.08.27 14:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 6 | 終了 | 0 | 埼玉西武ライオンズ |
京セラD大阪 |
前回登板は初完封も視野に捉える8回無失点
日本野球機構(NPB)は26日、翌日の予告先発を発表。27日の西武戦(京セラD大阪)に先発するオリックス・宮城大弥投手が代表取材に応じた。
コンディションは「良い感じだと思います」という宮城。この調整期間はフォームを確認し、「良いところは継続して、悪いところはしっかり課題としてやっているので、良い方向に出来るようにやりたい」と力強く語った。
前回登板の西武戦(ベルーナドーム)では、首脳陣の意向もありプロ初完封目前の8回100球で降板。「(山本)由伸さんとか田嶋さんが完封して投げ勝った勝利を味わってますので、僕もその一員に加わりたい」と、初完封への意欲を見せている。
チームは26日終了時点で首位と3ゲーム差の好位置につけているが、中嶋聡監督が新型コロナウイルス陽性判定を受け、チームを離脱する緊急事態に。
宮城は「(監督が)帰って来るときに良い順位で迎えてあげられるようにしたいと、たぶん皆さんそういう意識でやっていると思うので、そういう風に出来たらと思います」と話し、2.5差で追いかける西武との上位対決への意気込みを口にした。
今シーズンも残り30試合をきり、オリックスは2年連続で優勝を争う最終盤に突入する。ここまで8勝6敗、防御率3.30をマークしている若きサウスポーは、「充実感はありますけど、やっぱり投げた試合で負けたり、早めにマウンドを降りるときは悔しい思いをしているので、それを少なくしていきたい」と、さらなる貢献を誓った。
取材・文=どら増田