二死満塁のピンチで三振斬り
ソフトバンクが西武との首位攻防第1ラウンドを制し、1厘差で再びリーグ首位に立った。
先発の東浜巨は5回まで2安打無失点の快投。勝利投手の権利を得た6回も簡単に二死を奪ったが、ここから安打と四球などで一・二塁のピンチを招くと、5番・呉念庭を打ち取った打球がボテボテの投安となった。この打球を自ら追いかけた際、右足を負傷し降板。それでも、二死満塁で緊急リリーフとなった松本裕樹が6番・栗山巧を空振り三振斬り。見事な火消しでチームの窮地を救った。
2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄氏は「松本はプルペンで一回投げていたと思いますが、出番はないだろうと思っていたはずなのですごく緊張したんじゃないですかね。(その中で)自分のボールをしっかり投げることができたので三振を取れたと思います」と好投を評価。
MCを務めた真中満氏は「1/3回でもヒーローインタビューに出るだけの価値がありますよね」と、打者一人5球の登板ながらチームの危機を救った右腕を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』