2年目以降は一軍昇格できず「這い上がる気持ちでやってきた」
楽天は11日、育成選手の吉持亮汰選手(28)と、2023年シーズンの育成再契約を結ばないことを発表した。
吉持は広陵高から大阪商業大を経て2015年のドラフト2位で楽天に入団。ルーキーイヤーに一軍デビューを果たしたものの、2年目以降は一軍昇格できず19年から育成契約に。プロ7年目のシーズンを終えたところで戦力外通告を受けた。
一軍での通算成績は21試合の出場で打率.161(31-5)、0本塁打、1打点、1盗塁。今季はファーム公式戦56試合に出場し打率.292(72-21)の成績だった。
吉持は「ドラフト2位で獲っていただいたのですが、戦力になれずファンの皆様、球団関係者の皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と球団を通じてコメント。
「一軍では少ししか試合に出られず、悔しい思いをしました。ファーム生活が長かったですが、1日も諦めず、這い上がる気持ちでやってきたので、これからの人生に必ず活きてくると信じて、これからも挑戦し続けます」と、最後は前向きな思いを言葉に込めた。