上位での指名予想もまさかの下位指名に
プロ野球のドラフト会議が20日に行われ、今春のセンバツ大会で準優勝するなど甲子園で春夏通算11勝を上げた近江高の山田陽翔が西武から5位で指名された。
20日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した高木豊氏は「もっと早くかかると思ってずっと待っていたんだけど…」と上位での指名が予想された甲子園のスターの下位指名に驚きを口にした。
同じく解説を務めた阿波野秀幸氏は「スライダーは(プロでも)勝負できるボールだと思いました。ただ、(プロの舞台で)これ以上のものはどうなんだろうというところで1位や2位よりかは(指名が)下がってしまったのでは」と伸びしろの部分で投手としての評価が難しかったとの見解を示した。
高木氏は「僕と同じでこの悔しさをばねにしてほしい」とコメントし、「僕も(自身のドラフトで)1位か2位で消えると思っていたんですが、ふたを開けてみたら3位で頭にきましたよ。でも、よし、見ておけよっていう怒り(で奮起したこと)がよかった」と、自身のドラフトの思い出を語り、エールを送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』