2023.04.04 16:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 0 | 終了 | 4 | 埼玉西武ライオンズ |
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7回無失点8奪三振で今季初勝利
西武は4日、敵地で楽天と対戦。今季初の完封勝ちを収め、勝率を5割に戻した。先発したプロ7年目・今井達也(24)は7回を122球、3安打無失点8奪三振の快投を披露し、チームの連勝に大きく貢献した。
初回、先頭の辰己涼介への初球は155キロを計測。死球を与えたが、続く小郷裕哉を三邪飛、3番・フランコを三ゴロ併殺打に打ち取り、好スタートを切った。6回まで毎回走者を背負うも、得点は与えず。7回は先頭の山﨑剛、黒川史陽をともに中飛に仕留め、最後は代打・安田悠馬を外角低め152キロ直球で空振り三振に斬った。3回以降は毎回の8奪三振。7回までスコアボードに「0」を並べ、圧巻の投球で楽天打線を封じた。
4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した五十嵐亮太氏は「ゼロで切り抜けるということが大事なんだなというのを改めて感じましたね」と右腕の無失点投球を評価。「球数がやっぱり増えてしまいましたし、ランナーを出しながらも試合を崩すことなく粘った結果がこういった結果につながったと思う」と122球という球数の中でも勝ち切れた要因である粘りを絶賛。「この粘り強さというのが彼の強みなのかなというふうに見ていて思いましたね」と目を細めた。
昨季はけがの影響で開幕に出遅れたが、プロ7年目の今季は開幕ローテを勝ち取って初登板初勝利を収めた。さらに磨きをかけ、ここから白星を積み重ねていく。
フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』