2023.04.09 14:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 3 | 終了 | 1 | 埼玉西武ライオンズ |
鹿児島 |
圧巻の投球で大関との開幕投手対決制す
西武は8日、宮崎で開催されたソフトバンクとの一戦に3-0で勝利。先発した髙橋光成は8回無失点の投球を披露し、今季初白星を手にした。
序盤から力強い速球と鋭く落ちるフォークのコンビネーションが冴え渡る。2回にはプロ野球史上27人目の“1イニング4奪三振”を記録するなど、8回・118球で被安打3、2四球・11奪三振の圧巻投球。
最大のピンチとなった8回裏は、先頭打者に二塁打を浴びピンチを招くも、相手の犠打を自身の好フィールディングで三塁封殺。後続の周東佑京、近藤健介という侍戦士達も斬って本塁を踏ませなかった。
髙橋の投球について、8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の谷沢健一氏は「ストレートに力が出てきましたね。加えて外角やフォークのコントロールも素晴らしいですよ」とコメント。
8回の好守も「キャンプからずっと練習している証拠ですよ」とし、自身を助けた守備力も高く評価した。
昨季もキャリアハイの12勝・防御率2.20を記録した獅子のエースだが、今季はさらなるスケールアップも予感させる投球が続いている。
松井稼頭央新監督の下、走り出した新生ライオンズの大黒柱となるか。好調・髙橋光成の今後の投球から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』