今年新設されたリーグ公式表彰
セ・リーグ公式配信番組「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」が8日に生配信され、番組内で『3・4月度 JERAセ・リーグAWARD』の公開選考会を実施。阪神の村上頌樹が月間大賞に輝いた。
『JERAセ・リーグAWARD』は2023年より新設されたーグ公式表彰で、JERAセ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セパ交流戦を除く)において、公式記録員が当該試合で“勝利に最も貢献した選手”を1名選出。この回数を月単位でチーム別に集計し、ノミネート回数が最も多かった選手が球団代表選手となる。
6名の代表選手は翌月の「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」の番組内で実施される公開選考会に進み、レジェンドOBたちの討論によって1名の月間大賞を選定。表彰選手には(株)JERAより賞金が贈られる。
公開選考会では、各選手の活躍ぶりを振り返ったうえで、出演したレジェンド6名が月間大賞にふさわしいと思う選手1名に投票。記念すべき第1回目の選考は満場一致で阪神・村上頌樹に決まった。
番組に出演した鳥谷敬氏と高橋由伸氏が「ストレートの質の良さ」に言及すれば、前田智徳氏も「打席に立ってどういうボールが来るのか感じてみたい」とコメント。彗星の如く現れた3年目右腕に、レジェンドたちも心を掴まれたという。
議長を務めた佐々木主浩氏は「7回パーフェクトのインパクトもありますが、その後も完投に8回と、長いイニングを投げられるのはベンチとしてはありがたい存在」とし、制球力の高さを武器に試合を作ることができる安定感を強調。「いい選手が出てきた」と今後の活躍にも期待を寄せた。
3・4月度 JERAセ・リーグAWARD
<阪神>
村上 頌樹
[今季成績] 4試合(25回) 2勝0敗 防御率0.00
・ノミネートプレー
[4/12] 巨人戦で勝利はつかずも7回パーフェクト投球
[4/22] 中日戦で完封勝利
[4/29] ヤクルト戦で8回無失点で勝利投手
▼ 3・4月度の球団代表選手
<ヤクルト>
村上 宗隆
<DeNA>
関根 大気
<阪神>
村上 頌樹
<巨人>
中田 翔
<広島>
秋山 翔吾
<中日>
岡林 勇希