ニュース 2023.06.07. 19:40

昨秋明治神宮大会覇者・明大が7回コールド発進でベスト8進出 エース・村田賢一が6回0封

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明大・村田賢一投手[写真=灰原万由]
【全日本大学野球選手権大会・2回戦】
○ 明大 7 - 0 日体大 ● =7回コールド=
(7日・神宮)

 昨秋の明治神宮大会で日本一に輝いた明大(東京六大学野球)は8安打7得点で7回コールド発進。日体大(首都大学野球)を下し、ベスト8進出を決めた。

 初戦の先発マウンドを任されたドラフト候補右腕・村田賢一投手(4年・春日部共栄)は6回無失点の好投を披露。7点リードの4回は二死満塁のピンチを招いたが、最後は9番・中島を三ゴロ斬り。エースの貫禄を見せつけた右腕は「(昨春の同大会、昨秋の明治神宮大会と)3季連続で初戦を投げさせていただいて、少し慣れている気持ちもあるからこそ、気を引き締めて準備してやってきた。(自己採点は)80点くらいです」と振り返った。

 打線は初回3四球で一死満塁の好機を築くと、5番・杉崎成内野手(3年・東海大菅生)が中犠飛を放って先制に成功。2回は一死一・三塁から1番・堀内祐我内野手(4年・愛工大名電)の右前適時打、続く飯森太慈外野手(3年・佼成学園)の投手へのバント安打が相手の悪送球を誘い、2点を追加。なおも一死二・三塁から3番・宗山塁内野手(3年・広陵)の右前適時打、続く4番・上田希由翔主将(4年・愛産大三河)の右越え3ランが飛び出し、この回一挙6点を奪った。

 コールド勝ちで準々決勝へ駒を進め、田中武宏監督は「まさかコールドなんかできると思っていなかった。ただ、入りが良かった結果がこうなった」とナインをねぎらった。8日の準々決勝では、ベスト4進出をかけて仙台大(仙台六大学野球)と対戦する。
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