2023.07.09 14:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 11 | 終了 | 5 | 埼玉西武ライオンズ |
京セラD大阪 |
「“彼”が帰ってくるまで踏ん張れる」
オリックスは9日、本拠地での西武戦に11-5で大勝。攻守の要である森友哉を負傷で欠く中、打線が繋がり今季最多の11安打11得点で西武にカード勝ち越しを決めた。
この日は1点を先制された直後の3回に、紅林弘太郎の18試合連続安打となる適時三塁打で逆転に成功すると、なおも一死一・三塁からレアンドロ・セデーニョが左翼席中段に3点本塁打を放つなどで一挙7点を獲得する。
その後西武に一時2点差まで詰め寄られるも、6回に再びセデーニョ、さらに宗佑磨の連続適時打に失策も絡まり4点を追加。終盤に大きなダメ押し点を加え、チームもそのまま勝利した。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した球団OBの坂口智隆氏は、抜群の破壊力を見せた猛牛打線のキーマンとして紅林弘太郎に注目。
規定未到達ながら打率.294と好調を維持する要因として「右方向にヘッドを振らしてヒットを打てるようになってから良くなってきた」と分析し、「構えた時に無駄な動きが無いというか、バットにボールが引っ付いている時間が長くなっている」と絶賛した。
また5打点の活躍を見せたセデーニョと合わせて「2人も好調な選手がいますとね、森選手の穴というか、彼が帰ってくるまで踏ん張れるんじゃないかと思えますよね」と評し、古巣オリックスの“全員野球”に改めて期待を寄せた。
これでオリックスは連勝を飾り、再度首位に浮上。3位まで1.5ゲーム差で肉薄している混戦パの上位争いの中で、若武者と助っ人外国人の奮闘が光っている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』