登板6投手全員被安打
日本ハムは今季最多となる20安打を浴びて9失点で大敗。
初回、先発のコディ・ポンセがオリックスの杉本裕太郎に先頭打者本塁打を浴びると、味方の失策などもあり4安打2四球で4失点。3回に降板すると、2番手から6投手全員が安打を許すなど、20安打9失点で惨敗を喫した。
30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めたOBの岩本勉氏は「今日もエラーが3つありましたが、特に初回のエラーはチームにとってすごく響きました」と語り、「ポンセがいきなり(ホームランを)食らってからちょっとバタバタしている中で起きたエラーなんですが、これはピッチャーが野手に焦りを生んだのか、野手がエラーをしてしまったので結果、ポンセが波に乗れなかったのか…」と初回の大量失点を悔やんだ。
解説を務めた田尾安志氏は「初回4点取られてしまうとなるともう作戦が立てられないんですよ。監督は『打ってくれよ』としか言えない。なんにも作戦を使えないんですよ」と初回でゲームプランが崩壊したことが大敗に繋がったとの見解を示した。
毎週日曜に番組MCを務めている岩本氏は“日曜日4連敗”の古巣について「我々OBは歯を食いしばるしかないですね。日曜は結構渋いコメントが続いていますが、必ず(チーム状態が)上向きになってくれると思います」とエールを送った。
日本ハムは今季、両リーグ最多の63失策を記録。1試合3失策は4度目となるなど守備の改善が急務となっている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』