2023.08.09 17:45 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 8 | 終了 | 2 | 中日ドラゴンズ |
横浜 |
「バッターもなかなか打ちづらいでしょうね」
DeNAのトレバー・バウアーが9日の中日戦(横浜)に先発し、7回無失点の好投でチームを8月初の連勝に導いた。
バウアーは初回をわずか5球で三者凡退に抑えると、2回・3回も完全投球で中日打線を抑え込む。4回に3番・細川成也に死球、4番・石川昂弥に中安打で二死一・二塁とこの試合初めて得点圏にランナーを背負うも、続く5番・宇佐見真吾を空三振に仕留め切り抜ける。その後も危なげなく無失点投球を続けたバウアーは7回・108球、10奪三振で降板。打たれた安打はわずかに4本と圧巻の投球で中日打線を翻弄した。
8回から石川達也、入江大生、エスコバーと継投策を見せたDeNAは8-2で勝利。バウアーは8勝目を挙げ、チームも8月初の連勝を飾った。
圧巻の投球を見せたバウアーについて、9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の五十嵐亮太氏は「素晴らしい投球でしたね。ランナーをためても、ここぞという場面で三振を奪うことができますし、良いコースに投球できてますよね。ナックルカーブも良く落ちていますしきれいな縦回転なので、バッターもなかなか打ちづらいでしょうね」と手放しで称賛。
また同番組に出演した解説者の笘篠賢治氏は「腕の振りが良いですしストレートの伸びもありますから、どの球種を対応するにもバッターは早く反応しないと打てないですよ」とバウアーの投球を絶賛した。
お立ち台で「120球でも140球でも200球でも問題なく投げれるよ」と語った背番号96。連戦が続く8月、9月の戦いのなかこのタフな大投手の投球が、チームを勝利へ導いてくれることに期待したいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』