快足を生かして先制タイムリー
ロッテは13安打6得点で日本ハムに快勝。
「9番・右翼」で先発出場した和田康士朗は、2回、一死一・三塁で相手の一塁手のグラブをはじく強打と快足でタイムリー内野安打を記録。6回は二死からセンター前にヒットを放ち、今季2度目のマルチ安打をマークした。
29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は和田の活躍に触れ「(初回の内野安打は)和田じゃなかったらアウトですよ」と評価。
「本人も言っていたんですけどバッティングが課題だと」と解説の平松政次氏に水を向けると、「当然ですよ。みんな思ってることですよ」と語り、「この選手がバッティングが良くてこの足があればトップバッター(に定着)ですし、当然チームは強くなりますよ」と、リードオフマン不在のチーム状況も踏まえて成長に期待を込めた。
同じく解説の野村弘樹氏は「足があるのは分かっているので、内野安打でもいいのでとにかく塁に出て、塁上を引っかき回す選手になってほしいですよね」と言及した。
和田は今季はここまで20試合に先発出場し、打席数はプロ入り後シーズン自己最多の83打席に立っている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』