9月は11試合で14失策
オリックスは楽天に敗れ、優勝へのマジックは「7」を減らすことができなかった。
先発の山本由伸は7回9安打3失点と試合を作ったが、打線は2回に相手の失策から奪った1点のみとエースを援護できなかった。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説の坂口智隆氏はオリックスの敗戦について「外野手のミス」を指摘。
5回に小深田大翔のセンター前の打球を中堅手・中川圭太が弾き三塁への進塁を許し、追加点を奪われた場面と、6回の左翼手・池田陵真が左中間のゴロを捕球できなかった場面に触れ、「この球場は人工芝なんですけど、ゴロを捕るのが難しいんですよ。バウンドが自分が読んでいるよりもひとつ刺さってくるので」と自身の経験も踏まえて語り、「ホーム球場なので追い方というのを外野手が考えていければこれから防いでいけると思います。これからもっともっと先に行くと大事な試合が続いていくので、そこを研究してほしいですね」とアドバイスを送った。
オリックスは今季、月間の最多失策は6月の「9」だったが、9月は11試合で14失策を記録するなど、守備の綻びが目立っている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』