【東京六大学野球・秋季リーグ戦】
○ 慶大 5 - 2 明大 ●
(14日・神宮)
4季ぶりのリーグ優勝を狙う慶大のエース・外丸東眞投手(2年・前橋育英)が96球完投でリーグトップの今季4勝目をマーク。明大に先勝し、天王山第1ラウンドを制した。
27個目のアウトを取ると、背番号18はグラブをたたいて右拳を高く突き上げた。初回に一挙5点の大量援護を受けると、キレのある直球に変化球を交えて相手打線に的を絞らせず。テンポ良くアウトを積み重ね、明大の強力打線をわずか2点に封じたエースは「ずっと完投したかったので、大事な試合で完投できて嬉しい」と最後までマウンドを守り抜いた。
天皇杯奪還へ負けられない試合をエースが制し、堀井哲也監督は「制球力も含め、ピンチでのメンタルも非常に頼もしい」と絶賛したが、外丸は「ピンチの時に粘り強さが欲しかった」と自己採点は70点と厳しめ。それでも「エースとして今日も素晴らしいピッチングだった」と指揮官は最後まで賛辞を惜しまなかった。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 慶大 5 - 2 明大 ●
(14日・神宮)
4季ぶりのリーグ優勝を狙う慶大のエース・外丸東眞投手(2年・前橋育英)が96球完投でリーグトップの今季4勝目をマーク。明大に先勝し、天王山第1ラウンドを制した。
27個目のアウトを取ると、背番号18はグラブをたたいて右拳を高く突き上げた。初回に一挙5点の大量援護を受けると、キレのある直球に変化球を交えて相手打線に的を絞らせず。テンポ良くアウトを積み重ね、明大の強力打線をわずか2点に封じたエースは「ずっと完投したかったので、大事な試合で完投できて嬉しい」と最後までマウンドを守り抜いた。
天皇杯奪還へ負けられない試合をエースが制し、堀井哲也監督は「制球力も含め、ピンチでのメンタルも非常に頼もしい」と絶賛したが、外丸は「ピンチの時に粘り強さが欲しかった」と自己採点は70点と厳しめ。それでも「エースとして今日も素晴らしいピッチングだった」と指揮官は最後まで賛辞を惜しまなかった。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)