中日デビュー戦で右肘を負傷→手術へ
中日の岩嵜翔投手(34)が22日、阪神との二軍練習試合で2年ぶりとなる実戦登板。1イニングを1安打無失点に抑え復活への第一歩を踏み出した。
2回から2番手として登板。先頭打者を三塁・高橋周の失策で出塁させたが、続く6番・榮枝を二ゴロ併殺に仕留めた。二死から7番・片山に左前打を許したものの、最後は8番・戸井を力強い真っ直ぐで空振り三振斬り。1回1安打無失点、1奪三振の内容で2年ぶりとなる実戦登板を終えた。
2017年にパ・リーグの最優秀中継ぎ投手に輝いた岩嵜は、2021年オフにソフトバンクへFA移籍した又吉の人的補償で中日へ移籍。新天地初登板となった2022年3月26日の巨人戦(東京ドーム)で右肘に痛みを訴え、同年9月26日にトミー・ジョン手術を受けた。リハビリに専念した2023年は育成契約。この日も背番号203での登板となったが、早期の支配下復帰をアピールした。