発表から約半年を経て迎えた初の大役…館山氏「たまったもんじゃない」と苦笑い
日本ハムは29日、今季の開幕戦でロッテと対戦し、4-1で勝利を収めた。日本ハムの先発は、11月に12球団最速で今季の開幕投手を務めることが決まっていた伊藤大海。初回に先頭の1番藤岡裕大にヒットを許すも、続く2番ソト、3番ポランコを打ち取り、4番山口航輝を空振り三振に仕留め、無失点の立ち上がり。5回に二死から8番佐藤都志也、9番友杉篤輝に連続ヒットを浴び、1番藤岡に四球を与え満塁のピンチを作るも、2番ソトをセカンドゴロに打ち取りこの回も無失点で切り抜けた。伊藤は6回101球を投げ、4安打1四球無失点9奪三振とチームの開幕勝利を引き寄せる好投を見せた。
29日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、半年前に異例の指名を受け、期待に応えた伊藤の投球に称賛の声が集まった。
谷繫元信氏は「11月に新庄監督から開幕投手を伝えられ、半年間経ってやっときたという感じだったのでは」とその心中を思いやると、大矢明彦氏も「自分で半年間ずっと考えてこの日を迎えて、硬くならずに自分の力を出したね」と称えた。館山昌平氏は「緊張したと思う。調整に6カ月あるぞと言われたらたまったもんじゃない」と自身の経験を踏まえつつ、大役を務めあげた伊藤に賛辞を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』