「まずチームが勝てるように、守備からリズムが作れるように、前回の反省を活かして初回から自分のピッチングができるように頑張りたいと思います」。
ロッテ・種市篤暉が、13日の楽天戦で今季3度目の登板を果たす。
今季初登板となった3月30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では、最速154キロを計測し、150キロ超えは38球と力強いストレート、そして最大の武器であるフォークで8つの三振を奪うなど、6回・102球、2被安打、8奪三振、3与四球、無失点の好投で今季初勝利を挙げた。
小野晋吾投手コーチは翌31日の取材で「キャンプからいい状態だというのがわかっていたので、昨日もちょっと力んではいましたけど、踏ん張りどころでしっかり踏ん張ってくれて普通ちゃ普通かなと思います」と辛口評価も、「球数は80球ちょっとを考えていたんですけど、ゲームの流れの中で頑張ってもらうしかないと結論になったというか、5回終わった時点でも6回行ってもらおうかと監督との話で。そこを球数少なく頑張ってくれたのでありがたかった」と感謝した。
続く4月6日のオリックス戦では、初回から球が高めに浮き、持ち味である修正力の高さを見せることができず、5回・109球、8被安打、2与四死球、5失点で今季初黒星を喫し、悔しいマウンドになった。
ただ前回登板を除けば、2月の練習試合から種市は安定した投球を見せ、2月の練習試合、侍ジャパン、オープン戦、公式戦初登板となった3月30日の日本ハム戦まで21イニング連続で無失点に抑えた。その中でも今季の種市を見ると、ストレートがかなり強くなった印象だ。小野コーチも「ストレートもそうですし、全部の球種がレベルアップしている。やってくれるというか、やってもらわないと困る選手」と話す。
また、小野コーチは今季の種市に「とにかく1年間完走してもらいたいというか、してもらわないと困る選手。その中でそういったタイトル争いに加わってくれる選手だと思う。とにかく1年間投げてくれれば、数字がついていくると思います」と期待を寄せた。
種市は楽天モバイルパークでは19年4月29日にプロ初勝利を挙げ、昨年8月18日の登板でプロ初となる二桁10勝をマークした縁起の良いスタジアム。プロ通算でも楽天モバイルパークでは5試合・32イニングを投げ、4勝1敗、防御率2.53。昨季も2試合・14イニングを投げて、2勝0敗、防御率2.57だった。今日はワクワクした投球をマリーンズファンに魅せてほしい。
取材・文=岩下雄太
ロッテ・種市篤暉が、13日の楽天戦で今季3度目の登板を果たす。
今季初登板となった3月30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では、最速154キロを計測し、150キロ超えは38球と力強いストレート、そして最大の武器であるフォークで8つの三振を奪うなど、6回・102球、2被安打、8奪三振、3与四球、無失点の好投で今季初勝利を挙げた。
小野晋吾投手コーチは翌31日の取材で「キャンプからいい状態だというのがわかっていたので、昨日もちょっと力んではいましたけど、踏ん張りどころでしっかり踏ん張ってくれて普通ちゃ普通かなと思います」と辛口評価も、「球数は80球ちょっとを考えていたんですけど、ゲームの流れの中で頑張ってもらうしかないと結論になったというか、5回終わった時点でも6回行ってもらおうかと監督との話で。そこを球数少なく頑張ってくれたのでありがたかった」と感謝した。
続く4月6日のオリックス戦では、初回から球が高めに浮き、持ち味である修正力の高さを見せることができず、5回・109球、8被安打、2与四死球、5失点で今季初黒星を喫し、悔しいマウンドになった。
ただ前回登板を除けば、2月の練習試合から種市は安定した投球を見せ、2月の練習試合、侍ジャパン、オープン戦、公式戦初登板となった3月30日の日本ハム戦まで21イニング連続で無失点に抑えた。その中でも今季の種市を見ると、ストレートがかなり強くなった印象だ。小野コーチも「ストレートもそうですし、全部の球種がレベルアップしている。やってくれるというか、やってもらわないと困る選手」と話す。
また、小野コーチは今季の種市に「とにかく1年間完走してもらいたいというか、してもらわないと困る選手。その中でそういったタイトル争いに加わってくれる選手だと思う。とにかく1年間投げてくれれば、数字がついていくると思います」と期待を寄せた。
種市は楽天モバイルパークでは19年4月29日にプロ初勝利を挙げ、昨年8月18日の登板でプロ初となる二桁10勝をマークした縁起の良いスタジアム。プロ通算でも楽天モバイルパークでは5試合・32イニングを投げ、4勝1敗、防御率2.53。昨季も2試合・14イニングを投げて、2勝0敗、防御率2.57だった。今日はワクワクした投球をマリーンズファンに魅せてほしい。
取材・文=岩下雄太