ダルビッシュ有が復帰登板
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(37)が現地時間30日のレッズ戦で復帰登板。先発として5回を無失点に抑え、勝利投手の権利を持って降板した。
約2週間ぶりの登板となったダルビッシュは初回、先頭打者のベンソンを94.7マイル(約152.4キロ)のフォーシームで中飛に打ち取ると、2番デラクルーズは外角低めいっぱいのスプリットで見逃し三振。3番スティールを1球で中飛とし、三者凡退のスタートを切った。
2回表も三者凡退。3回表には二死二、三塁のピンチを背負ったが、デラクルーズを一ゴロに仕留め、ピンチを脱出した。
先制点の援護を受けた4回表は三者凡退とし、5回表には二死から安打を許したが、きっちり無失点で終え、この回限りで降板。5回を投げて3安打、3奪三振、無失点の好投。最速は95.7マイル(約154.0キロ)を記録。全70球のうち50球がストライク判定で、与四球無しと安定した投球を披露した。
ダルビッシュは現地時間17日に首の張りにより15日間の負傷者リストへ入り、最短日数で復帰。試合はパドレス5点リードで6回表に入っており、このまま勝てばダルビッシュが今季初勝利を手にする。