柳田は9度目の受賞
日本野球機構(NPB)は10日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグはライデル・マルティネス投手(中日)、ドミンゴ・サンタナ外野手(ヤクルト)、パ・リーグは伊藤大海投手(日本ハム)、柳田悠岐外野手(ソフトバンク)が受賞した。
来日8年目で初受賞となったマルティネスは、12試合に登板し防御率0.00と圧巻のパフォーマンスを披露。開幕直後は8年ぶりの単独首位に立つなど中日の快進撃を支えた。
来日4年目で初受賞となったサンタナは、リーグトップの打率.348、リーグ2位の32安打、リーグ2位タイの16打点を記録。さらには、リーグトップの得点圏打率.476を記録するなど、ここ一番の打席で力を発揮した。
伊藤は3・4月で先発した5試合すべてでクオリティ・スタートを記録し、リーグ2位タイの3勝を挙げた。ゲームメーク能力に長ける頼れるエースの活躍は、2016年以来のリーグ優勝を目指すチームの開幕ダッシュに大きく貢献。プロ4年目で初の受賞となった。
2021年9月度以来、9度目の受賞となった柳田は、リーグトップの打率.323、出塁率.462、リーグトップタイの30安打を記録。4月29日の西武戦では劇的なサヨナラ3ラン本塁打を放つなど、チームを3試合連続のサヨナラ勝利に導いた。