来日4年目で初受賞に
日本野球機構(NPB)は10日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグはライデル・マルティネス投手(中日)、ドミンゴ・サンタナ外野手(ヤクルト)、パ・リーグは伊藤大海投手(日本ハム)、柳田悠岐外野手(ソフトバンク)が受賞した。
セ・リーグ野手部門で受賞となったサンタナは来日4年目で初受賞に。3・4月はリーグトップの打率.348、さらにはこちらもリーグトップの得点圏打率.476を記録するなど、ここ一番の勝負強さを発揮した。
“恐怖の5番”としてヤクルト打線を支えているサンタナについて、10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の鳥谷敬氏は「もう日本も長いですから、年々慣れてきていると感じますし、どのボールにも対応してくるので、ピッチャーはかなり苦労しますよね」とコメント。
同番組に出演した齊藤明雄氏は「今季からレフトになって心配だったんですけど、無難にこなしているなという感じですよね。バッティングは“頑固”というか、狙い球を決めたらそればかりを待っているという感じですよね。それが良い結果に繋がっていると思います」とポジション変更について触れつつ、サンタナの打撃について解説した。
また9度目の受賞となった柳田について、齊藤氏は「この成績はいつも通りかなという感じですよね。今年は4番に山川が入って、近藤も5番にいますし勝負をしてもらえてます。なのでその分ヒットが出ているのかなと思いますね」とコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』