2024.05.10 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 6 | 終了 | 3 | 中日ドラゴンズ |
マツダスタジアム |
「みんなしぶとい! 」
広島が中日相手に逆転勝ち。今シーズン3度目の3連勝で貯金を1とした。試合は4回に広島先発のアドゥワ誠が、中日のオルランド・カリステに先制2ランを許す展開となったが、その裏に中村健人と矢野雅哉のタイムリーですぐさま同点とする。すると5回には小園海斗の勝ち越しタイムリーで勢いづくと、6回には松山竜平、8回には田中広輔と代打に送ったベテランがしっかりとタイムリーを放ち、最終的スコアは6-3で広島が快勝した。
10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、まず同点打を含む猛打賞と気を吐いた矢野に対し、解説として出演した鳥谷敬氏は「やっぱり試合に出て、打席に立つに連れて、だんだん、いろんな技術がついてきてるなって感じはしますよね」と経験とともに打撃が向上していると分析。また9回2アウトからレフト前に落ちそうな打球を、背走しながらスライディングキャッチしたが、お立ち台では「普通です」とサラリと言ってのけたプレーに「それが普通だったら、これからどんなプレイしてくれるんですかね。もう楽しみですね」と笑顔で絶賛した。
また代打で存在感を示した松山&田中広のベテランコンビに、もう一人の解説者・齊藤明雄氏は「しっかりこう狙い球を絞ってね。本当に勝負どころで自分のバッティングできる2人がいますよね。ベテランで ピッチャーのボールも甘く入って入るんですけれども、1打席にかける集中力はすごいなと思いますね」とここぞの場面で結果を残す2人に脱帽していた。
最後にMCの谷繁元信氏が「今のカーブ打線は、若手とベテランのバランスがいいですよね。またみんなしぶとい! 」と締めの言葉を残した。
スタメン抜擢の若手に代打のベテランが、しっかりと新井監督の期待に応える令和の赤ヘル打線。一体感を武器に、上位へと上がってきそうな気配がしてきた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』