打撃の神様・川上哲治氏に肩を並べた!
巨人がヤクルトに競り負け。昨日首位に立ったものの、一夜にしてその座から転落してしまった。そんな中でも坂本勇人がメモリアル安打を放ち、神宮のレフトスタンドを埋めたジャイアンツファンから喝采を浴びた。
両チーム0行進で迎えた6回表、ここまで好投を続けていたヤクルト先発・先発のサイスニードから岡本和真が均衡を破る2試合連続且つリーグトップタイの8号ソロで先制。球場の雰囲気が変わる中、続く5番の坂本がバッターボックス入ると、2球目のカットボールをキレイにライト前に弾き返してみせた。16打席ぶりにHのランプが灯った一打は、自身の現役最多記録を更新する通算2351目の安打となるとともに、“打撃の神様”川上哲治氏と並ぶ球団3位の記録となった。
この記念すべき一打に、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた岩本勉氏は「打撃の神様と言われてる方と肩を並べたと。まだまだ若い選手ですし、もうこれはどんどん、どんどんと更新していくことになりますから。」とコメントすると、解説者として出演した大矢明彦氏も「その上にね、大先輩がいますからね。川上さんも神様ですけど、その上が長嶋(茂雄)さんがいて、また王(貞治)さんがいてね。なんとかこれも越していきたいよね」とレジェンド越えに期待。するともう一人の解説者・斎藤雅樹氏は「張本(勲)さんまで狙えますからね」と日本記録の3085本超えまで視野に入るとした。
最後に岩本氏が「まだまだもうもう今の野球選手はね、もうほんと10年前、20年前と訳が違いますからね」と選手生命が伸びていること触れ、まだ35歳の坂本なら記録更新も夢ではないと締めていた。
稀代のヒットメーカーとなった坂本勇人。この先どれだけのヒットを積み重ね、記録を更新していくのかにも注目していきたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』