「(プロの生活に)慣れてきて、今までは流れについていくことで精一杯だったんですけど、最近は自分のペースで自分のやりたい練習を見つけてやれるようになってきたかなと思います」。
ロッテのドラフト4位・早坂響(幕張総合高)は、ここまでのプロ生活をこのように振り返った。
「まだ登板できていないんですけど、登板した時を思い浮かべてというか、試合での結果につながるようにと考えてやっています」。日々、目的意識を持って練習を積んでいる。
学生時代はスライダーとストレートで組み合わせて打ち取っていく投球スタイルで、1月に行われた新人合同自主トレでの取材では「スライダー、カットボールを軸に投げていて、カーブとフォークを少し練習中、研究中というか投げられたらいいなというところです」と話していた。
現在は「カーブは自主トレの時よりもだいぶ良くなってきていて、他の球種も今まで投げていた球も結構投げてはいるので、少しずつ良くなっているかなと思います」と手応えを掴む。
「歳が上の方でも自分達に気を遣って話しかけてくれたり、休みの時に何しているのとかして下さったりしていただける。歳が近い先輩には聞きやすいことが多いので、スライダーとかどういう意識で投げているか、普段の生活とかを参考にさせていただいています」と、先輩との会話の中からヒントを見つけるようにしている。
また、ロッテ浦和球場で試合がある日は「自分だったら何を投げるかなとかそういうことも考えながらやっている時もあります」と、自身が投球したことを想像しながら先輩投手たちが投げるボールをネット裏でチャートをつける。
プロの世界で活躍するためには投球面でもそうだが、それを支える土台作り、体作りが重要だ。
その体づくりで意識していることについては「体重を増やす、食べることが苦手なので、とにかく間食をとって減らさない。体重を増やすことを目標にしています」とのこと。体重はプロ入りから「3、4キロくらい」増えた。「76.5キロ(5月8日取材時点)まで来たので増やせるところまで増やして、どうしても夏場バテちゃうかなと思うので、そこまでに蓄えられたらいいなと思います」と、体重アップを目論む。
プロ入りから成長を実感した部分については「意識の部分で私生活で野球のために考える時間が増えたので、そこは周りの方に刺激を受けながら、自然とそういう生活になってきたかなと思います」と語った。
「まだ投げられていないんですけど、試合に登板して二軍でも一軍でも注目してもらえるようなチームの勝ちにつながるような1年にしたいです」。将来、一軍のマウンドに上がるため、今はプロで戦うための体づくり、ファームでの実戦登板を目指し、トレーニングを積んでいく。
取材・文=岩下雄太
ロッテのドラフト4位・早坂響(幕張総合高)は、ここまでのプロ生活をこのように振り返った。
「まだ登板できていないんですけど、登板した時を思い浮かべてというか、試合での結果につながるようにと考えてやっています」。日々、目的意識を持って練習を積んでいる。
学生時代はスライダーとストレートで組み合わせて打ち取っていく投球スタイルで、1月に行われた新人合同自主トレでの取材では「スライダー、カットボールを軸に投げていて、カーブとフォークを少し練習中、研究中というか投げられたらいいなというところです」と話していた。
現在は「カーブは自主トレの時よりもだいぶ良くなってきていて、他の球種も今まで投げていた球も結構投げてはいるので、少しずつ良くなっているかなと思います」と手応えを掴む。
先輩投手を参考に
「歳が上の方でも自分達に気を遣って話しかけてくれたり、休みの時に何しているのとかして下さったりしていただける。歳が近い先輩には聞きやすいことが多いので、スライダーとかどういう意識で投げているか、普段の生活とかを参考にさせていただいています」と、先輩との会話の中からヒントを見つけるようにしている。
また、ロッテ浦和球場で試合がある日は「自分だったら何を投げるかなとかそういうことも考えながらやっている時もあります」と、自身が投球したことを想像しながら先輩投手たちが投げるボールをネット裏でチャートをつける。
体づくり
プロの世界で活躍するためには投球面でもそうだが、それを支える土台作り、体作りが重要だ。
その体づくりで意識していることについては「体重を増やす、食べることが苦手なので、とにかく間食をとって減らさない。体重を増やすことを目標にしています」とのこと。体重はプロ入りから「3、4キロくらい」増えた。「76.5キロ(5月8日取材時点)まで来たので増やせるところまで増やして、どうしても夏場バテちゃうかなと思うので、そこまでに蓄えられたらいいなと思います」と、体重アップを目論む。
プロ入りから成長を実感した部分については「意識の部分で私生活で野球のために考える時間が増えたので、そこは周りの方に刺激を受けながら、自然とそういう生活になってきたかなと思います」と語った。
「まだ投げられていないんですけど、試合に登板して二軍でも一軍でも注目してもらえるようなチームの勝ちにつながるような1年にしたいです」。将来、一軍のマウンドに上がるため、今はプロで戦うための体づくり、ファームでの実戦登板を目指し、トレーニングを積んでいく。
取材・文=岩下雄太