球団史上最年少となる通算1500安打を達成
ヤクルトがロッテに逆転負け。5回雨天コールドで交流戦初戦を落とした。初回にロッテ先発の小島和哉から幸先よく先制点を奪うも、ヤクルト先発・吉村貢司郎が2回に小川龍成のセーフティーバントで同点に追いつかれると、3回には角中勝也と佐藤都志也に連弾を喰らい勝ち越される。5回にも安田尚憲の犠牲フライで1点引き離されると、雨にも祟られ5回裏終了時でコールドゲームで敗退した。
敗戦の中でも2回にセンターの頭上を越す二塁打を放ち、史上136人目、さらに球団史上最年少となる通算1500安打を達成した山田哲人に関し、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は「おめでとうございます」とまず祝福。
しかし今季打率.197、ホームラン1本の成績に触れ「これでは物足りないと思いますが…」と苦言を呈すると、解説として出演した館山昌平氏は「今年は3番、5番、6番のどこかに起用するという高津監督の言葉もありました。現状6番を打ってることが多いんですけど、彼の状態がやっぱりクリーンアップを打つぐらいに上がってきてほしいなという思いがありますよね」と概ね同意。また「2軍で再調整もありましたけども、戻ってきてこれから上がってくれればというとこですよね。あとはこの交流戦の時のDHのところで上手いこと上げてほしいなという思いもあります」と交流戦での復調に期待を込めた。
もう一人の解説者・笘篠賢治氏も「彼の実績と、やっぱり存在感っていうのは僕はあると思いますし、相手が対山田での怖さは持ってると思うんでね」としながらも「体が万全であればっていうところだと思うんですけれどもね。まだ31歳なんで」と体調面を気にしていた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』