歴代最多・交流戦通算29勝を挙げた石川の強みに解説陣が切り込む!
交流戦初勝利を狙うヤクルトは2日、楽天とのカード最終戦を4-0(5回降雨コールド)と待望の白星を飾った。ヤクルト先発は現役最年長投手・石川雅規。雨が強まる中で2回・3回と走者を背負う場面もあったが、120km台の直球や変化球を駆使し無失点で抑えた。5回に今季初勝利の権利を得た所で降雨コールドとなり、見事完封勝利で通算186勝目を手にした。
石川はこの試合で、史上初の新人から23年連続勝利を達成。歴代最多となる交流戦通算29勝目も挙げ、記録ずくめの登板となった。この石川の偉業に、2日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも賛辞が相次いだ。
平松政次氏は石川の強みについて「工夫をしたり研究をしたりしていると思うが、何よりずっと投げてこられたというのがすごい。怪我や故障をしたら終わりだから、それがないのが魅力」と分析。5回完封の場面で試合終了となったことも、頑張ってきた石川に対する「野球の神様からのプレゼント」と笑顔で語った。
大矢明彦氏は「凄い投手ではないが」と切り出すも「石川の良さというのは、とにかくゴロを打たせること。それを自分でずっと心がけてやってきているから、ここまで出来ているのだと思う」と巧みな投球術に言及。「自分がどういう投手なのかというのをよく分かって、体の手入れもしながらここまでやれている。本当に凄い」と称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』