「相手が打ち取りづらい」田宮の高打率の理由とは?
本拠地で大勝し波に乗る日本ハムは4日、広島とのカード初戦を5-0と白星で飾った。打線は4回、一死二・三塁と好機を作ると、リーグ首位打者の田宮裕涼の適時打で先制。続く万波中正も適時打を放ち、リードを2点とした。5回に郡司裕也の適時二塁打で1点を加えると、6回は田宮と万波の連続安打で無死一・二塁の場面を作り、水野達稀の犠打と相手失策でさらに1点。8回にも水谷瞬の適時打が飛び出し、着実に点を重ねていった結果が勝利に結びついた。
田宮はこの試合で打率.350に上昇。2位のソフトバンク・近藤にも2分差をつけ、リーグトップを快走する絶好調ぶりを見せており、4日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも大きな話題となった。
高木豊氏が「開幕時は8番だったのが、今は立派な5番に成長している」と称賛すると、真中満氏も「追い込まれてからのバッティングが基本に忠実。低めの変化球を振らないように我慢して、反対方向に打てている。相手投手からしても、打ち取りづらい打者」と技術の高さを評価した。
高木氏が「首位打者はいけそうな感じするか」と投げかけると、真中氏は「まだ6月だから」と慎重な姿勢。これには思わず高木氏も「いけるって言ってよ」と苦笑。
すかさず真中氏が「足も速いし、守備も良いし、人気も高い」と語ると、高木氏も「性格が良くて謙虚」と重ねた。真中氏は最後にも「スター選手の雰囲気がある」とべた褒めだった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』