決意の会見
DeNAは8日、ジョフレック・ディアス、堀岡隼人の両投手と支配下選手契約を結ぶことを決定。同日記者会見を球団事務所にて行った。なお背番号はディアスが「93」、堀岡が「92」と発表された。
まず堀岡は「ここからが本当のスタートだと思っていますので、チームが勝てるように全力で腕を振って投げていきます。よろしくお願いします。こうして今年ベイスターズで支配下登録させていただくってことで、本当にすごく嬉しい気持ちが1番大きかったです」と挨拶。
「本当に兄弟のように思っている大きい存在」と慕っているエドウィン・エスコバーと通話しながら激励を受けたと明かしたディアスは「よろしくお願いします。これから頑張ります」と流暢な日本語で挨拶後「ファームで5年間準備してきたんですけど、やっとこのチャンスをもらうことができたので、あとは自分のピッチングを見せるだけです」と決意表明した。
アピールポイントについて堀岡は「自分の持ち味はやっぱりまっすぐとフォーク。なんですどんどん三振を取れるところがアピールポイントだと思ってるので、強い真っすぐとフォークでどんどんアピールしていきたいなと思います」と目を輝かせると、ディアスはここでも日本語で「まっすぐもフォークもスライダーもツーシームも全部です」と言い切った。
三浦監督も中継ぎでのピッチングを期待されていることに、堀岡も「まずは、多分イニングが浅いところから行くと思うんですけど、とにかく与えられた仕事を、自分のやれることを全力でやっていきたいなと思います」とし、ディアスも「まずは健康でいること。そしてチームからもらった役割を全力で全うすることです」とともにフォア・ザ・チームを強調した。
横須賀で研鑽を積み、やっとの思いで掴んだ支配下登録。故障者&不調者続出のベイスターズを救うのは、汗を流し続けた苦労人たちなのかも知れない。
取材・文・写真 / 萩原孝弘