若林「気持ちで負けないように打席に入りました」
日本野球機構(NPB)とスカパーJSAT株式会社は13日、5月度『スカパー!サヨナラ賞』の受賞者を発表。セ・リーグからは巨人の吉川尚輝、パ・リーグからは西武の若林楽人がそれぞれ受賞した。
吉川は5月29日に東京ドームで行われたソフトバンク戦で、0-0で迎えた延長12回裏に一死二塁の場面で劇的なライトオーバーのサヨナラ適時打を放ち勝利に貢献。
若林は5月1日にベルーナドームで行われた日本ハム戦で、9回二死二塁から左翼席へのサヨナラ2ラン本塁打を放ち、チームに今季初のサヨナラ勝利をもたらした。
受賞選手には『スカパー!』より、トロフィーと賞金30万円が贈られる。受賞コメントは以下の通り。
コメント
▼ 吉川尚輝(巨人)
ピッチャー陣が頑張ってくれていましたし、なかなか点がとれない状況で小林さんがつないでくれて、なんとかしたいという気持ちでした。
12回までいき、引き分けか勝ちという状況だったので思い切って打ちました。スカパー賞に選んでいただいたことをすごく光栄に思いますし、またいい場面で打って選んでもらえるように頑張りたいです
▼ 若林楽人(西武)
このたびは「スカパー!サヨナラ賞」を受賞することができ大変光栄です。
この日までチームは連敗中でしたが、スタメンで起用していただいたので、何とか自分の長所を出すことで勝利に貢献したいという思いで試合に臨みました。
1打席目でホームランを打つことができ、9回裏もいい場面で打順がまわってきましたので、繋ぐ意識を持ちつつも、気持ちで負けないように打席に入りました。
初球から積極的にスイングできたことがサヨナラホームランに繋がったのだと思います。チームの勝利に貢献することができて良かったです。