平松氏「この状態で行けば相当な成績を残す」"好球必打"で勢い止まらず!
交流戦で歴代最高打率.438を記録しMVPに輝いた日本ハム・水谷瞬が、リーグ戦再開となった21日も2安打3打点と絶好調の活躍を見せた。
日本ハムは3点を追う3回、一死二・三塁から水谷の2点適時打で1点差に詰め寄った。その後7回に一挙6点を取り楽天を突き放すも、8回に5点・9回に1点を奪われ8-9と勝ち越しを許す。しかし9回、清宮幸太郎が相手の悪送球で出塁し二死二塁と一打同点の好機となった場面で、水谷が起死回生の適時三塁打を放ち延長戦に持ち込んだ。試合は延長12回・9-9の引き分けに終わった。
交流戦の勢いそのままに、この日もチームを救う打撃を見せた水谷。21日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では水谷の打撃スタイルに絶賛の声が相次いだ。
坂口智隆氏は水谷の打撃について「今乗っているなという感じがする。どの打席でもほとんどファーストストライクでスイングを仕掛けている」と好調の鍵を分析。9回の打席でも「初球から打って、ファールにしないのがすごいと思う。初球を見たくなるこの場面で、思い切ってスイングできている」と驚嘆し「ファーストストライクの球が一番甘いと僕は思っている。それを仕留められるようになってきているので、このまま調子の良さが続く感じがする」と高評価を送った。
平松政次氏も「好球必打がバッティングでは一番良い。初球からストライクゾーンに来たら振り切っていて、それが良い結果に繋がっている」と称賛。「だんだん迷うことがこの先いくらでもあるだろうが、今のこの状態で行けば相当な成績を残すと思う」と太鼓判を押した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』