「これからもっともっと勝っていける」
広島がヤクルトに快勝。このカード連勝とし、首位の座をガッチリとキープした。この日は先発した九里亜蓮の好投が勝利に直結した。
まず広島打線はヤクルトの先発・小川泰弘に初回から襲いかかり2点を先取。いきなりの援護をもらった広島先発の九里亜蓮は3回に味方のエラー絡みで失点するも、その後は落ち着いた内容で7回を自責点0でお役御免。最終的には5-1の快勝を飾り、本拠地のカープファンのバンザイが響き渡った。
お立ち台で「相手に先に点を与えないように。そう思ってマウンドに上がりましたし、なんとかリズム いいピッチングをして、攻撃につながるようなピッチングを心がけました。ほんとに野手の皆さんに助けられて勝ててると思うので、自分が投げる試合はもっと自分のピッチングでも貢献できるように頑張りたいと思います」と謙虚な振る舞いを見せた九里亜蓮に関して、26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「開幕から7試合勝ち星がなかったんですけども、そこから4連勝とぐっと上り調子。今日もね、安定した投球でした」と称賛。
解説として出演した斎藤雅樹氏も「もういつも通り打たせて取るというピッチングができてました」と頷きつつ「でも7試合で勝ち星なしだと、結構メンタルやられると思うんです。そこから4連勝っていうのは、やっぱり調子がやっとよくなってきたかなっていう感じでしょうね」とピッチャー目線で解説した。
もうひとりの解説者の坂口智隆氏も「よく我慢して、どんどんどんどんらしさが戻ってきたかなと思いますね。これからもっともっと勝っていけると思います」とまだまだ勝ち星を積み重ねていけると太鼓判を押していた。
本来の実力に、結果も伴ってきた頼れる右腕。計算できる九里亜蓮の存在は、やはりカープに欠かせない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』