ロッテの育成2年目・吉川悠斗は、開幕から先発・リリーフの両方を経験し、ここまで8試合・16回1/3を投げ、防御率3.31の成績を残す。
吉川はここまで4月21日のヤクルト二軍戦、4月29日のオイシックス戦、5月30日の楽天二軍戦の3試合に先発している。「最初の1回、2回は中継ぎみたいだったんですけど、3回目楽天で投げた時は別メニューでという感じでした」と振り返る。
「どういうメニューで調整して、どういうふうにトレーニングして疲れとってというのがまだ確立できていない。今後も先発と中継ぎでやると思うんですけど、中継ぎでも先発でもどっちでも同じようなルーティンができたらなと思いますね」と、自身が合った調整法を模索しているようだ。
ストレートに関しては「(上半身と下半身の)連動に関してはまあまあ良くなってきているのかなと思うんですけど」としながらも、「楽天戦で4回投げてその前のオイシックス戦では5回を投げてやっていると最後の方は腕だけというか、体の方に力があんまり入らなくなるというか、疲れてきてしまう。中継ぎだったら大丈夫なんですけど、先発で長いイニングを投げるとなると体力的には微妙かなと思います」と体力面の課題を口にした。
腕だけで投げてしまう原因について吉川は具体的に「疲れてくると足が動かなくなってしまう。できるだけ体というか下半身、上半身を大きく使って最初の方は投げられるんですけど、疲れてくると下半身が動かなくなってきて腕だけになっちゃう感じですね」と説明した。
長いイニングでもしっかり上半身と下半身を連動して投げるために「できるだけ体力をつける感じでトレーニングは続けていますね」とのことだ。
変化球に関しては、「現状はチェンジアップ、スライダーの2つしか投げていないので、真っ直ぐだけとなると、打たせるのはなかなか厳しい。空振りをとっていくピッチングが理想かなと思っています。そのためには真っ直ぐだけだとどうしてもタイミングがあったり、打ち損じでゴロになったとしても空振りが取れているわけではないので、2つとも使えたらいいんですけど、ひとまずスライダーか、チェンジアップか。どちらか1つしっかり操れるように、組み合わせられるようにどっちでも空振りを取れるようにと思ってやっていますね」と語った。
今後に向けては「上で使いたくなるようなピッチングというか、結果もそうなんですけど、軌道、球筋、結果、内容であったり、支配下上がって一軍がひとまずの目標になっている。上で使いたくなるピッチングじゃないと支配下に上がれないと思いますし、そういうところを意識してやっていけたらなと思います」と意気込んだ。
支配下選手になるため、まずは自身の課題をひとつひとつ潰して、与えられたファームでの登板機会で結果を残していきたい。
取材・文=岩下雄太
吉川はここまで4月21日のヤクルト二軍戦、4月29日のオイシックス戦、5月30日の楽天二軍戦の3試合に先発している。「最初の1回、2回は中継ぎみたいだったんですけど、3回目楽天で投げた時は別メニューでという感じでした」と振り返る。
「どういうメニューで調整して、どういうふうにトレーニングして疲れとってというのがまだ確立できていない。今後も先発と中継ぎでやると思うんですけど、中継ぎでも先発でもどっちでも同じようなルーティンができたらなと思いますね」と、自身が合った調整法を模索しているようだ。
ストレートに関しては「(上半身と下半身の)連動に関してはまあまあ良くなってきているのかなと思うんですけど」としながらも、「楽天戦で4回投げてその前のオイシックス戦では5回を投げてやっていると最後の方は腕だけというか、体の方に力があんまり入らなくなるというか、疲れてきてしまう。中継ぎだったら大丈夫なんですけど、先発で長いイニングを投げるとなると体力的には微妙かなと思います」と体力面の課題を口にした。
腕だけで投げてしまう原因について吉川は具体的に「疲れてくると足が動かなくなってしまう。できるだけ体というか下半身、上半身を大きく使って最初の方は投げられるんですけど、疲れてくると下半身が動かなくなってきて腕だけになっちゃう感じですね」と説明した。
長いイニングでもしっかり上半身と下半身を連動して投げるために「できるだけ体力をつける感じでトレーニングは続けていますね」とのことだ。
変化球に関しては、「現状はチェンジアップ、スライダーの2つしか投げていないので、真っ直ぐだけとなると、打たせるのはなかなか厳しい。空振りをとっていくピッチングが理想かなと思っています。そのためには真っ直ぐだけだとどうしてもタイミングがあったり、打ち損じでゴロになったとしても空振りが取れているわけではないので、2つとも使えたらいいんですけど、ひとまずスライダーか、チェンジアップか。どちらか1つしっかり操れるように、組み合わせられるようにどっちでも空振りを取れるようにと思ってやっていますね」と語った。
今後に向けては「上で使いたくなるようなピッチングというか、結果もそうなんですけど、軌道、球筋、結果、内容であったり、支配下上がって一軍がひとまずの目標になっている。上で使いたくなるピッチングじゃないと支配下に上がれないと思いますし、そういうところを意識してやっていけたらなと思います」と意気込んだ。
支配下選手になるため、まずは自身の課題をひとつひとつ潰して、与えられたファームでの登板機会で結果を残していきたい。
取材・文=岩下雄太