元阪神のブルワーが負傷者リスト入り
現地時間7日、シカゴ・カブスはコルテン・ブルワー投手(31)が左手骨折により60日間の負傷者リストへ入ることを発表。同6日のエンゼルス戦での登板後にベンチの壁を殴打し、その際に負傷したとされている。
ブルワーは、先発カイル・ヘンドリックスの負傷降板により急遽3回表から登板するも、四球と自身の悪送球で無死一、三塁のピンチを招き、5番オホッピーと7番ネトの適時打で2失点。さらに一塁走者ネトが盗塁を図った際、捕手トーマス・ニドの悪送球により三塁走者が生還。3失点(自責1)を喫し、その後四死球で二死満塁を迎え、無念のイニング途中降板となっていた。
2018年にパドレスでMLBデビューを果たしたブルワーは、昨季途中から阪神でプレー。昨季終了後に自由契約となり、昨年12月にカブスとマイナー契約。招待選手としてスプリングトレーニングに参加し、開幕は3Aアイオワで迎えるも、現地時間4月19日のマーリンズ戦でMLB復帰登板。以降は16試合に登板し、1ホールド1セーブ、防御率5.66をマークしていた。
現地メディアの取材に対し、ブルワーは「骨折するつもりはなかった。フラストレーションが溜まり、誤った行動をしてしまった。言い訳はできない」と話した。