いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム7月のテーマは“私が選ぶオールスターメンバー”
「カープについては私自身が初優勝の時から応援しているので、長年見てきた選手の中から選ぶことになると、幅広い世代から選ぶようなことになってしまったかなと。ただ優勝経験のある選手にはなるかなというところですね」。
▼森田耕次アナが選ぶオールスターメンバー
中継ぎ:島内颯太郎
抑え:津田恒美
捕手:達川光男
一塁:新井貴浩
二塁:菊池涼介
三塁:衣笠祥雄
遊撃:高橋慶彦
左翼:前田智徳
中堅:山本浩二
右翼:鈴木誠也
ニッポン放送ショウアップナイターで実況を担当する森田耕次アナウンサーが選んだオールスターメンバーだ。
ただ中継ぎ投手の島内は19年にプロ入りでリーグ優勝の経験がない。森田アナは「まだ優勝経験はないのですが、昨季は最優秀中継ぎ投手を獲得したタイトルホルダーですし、希望的観測で今年優勝メンバーになるんじゃないかなと(笑)」と選考理由を笑顔で語った。
このオールスターメンバーの中で森田アナが特に思い入れのある選手が山本浩二氏だ。
「自身カープファンになったきっかけが山本浩二さんなので、何度も言っていますが、自分の名前が“こうじ”で赤ヘルブームのこうじブームでカープファンになった。山本浩二さんは絶対外せないレジェンドで、永久欠番ですし、この人は一番という感じですね。監督でも優勝していますので、そこも違うところですよね」。
森田アナ選んだメンバーを見ると、走攻守揃った選手が多い。
「カープといえば機動力野球と言われていたチームなので、ショートの高橋慶彦さんは欠かせない存在だし、ただ高橋選手も走るだけでなく、スイッチヒッターで長打力もあった。ショートは高橋さん。菊池選手も守備だけでお金の取れるような選手というのはやっぱり、なかなかいない。メジャーからも守備で注目される選手なので、打つだけじゃないところも選ぶ基準になりましたね」。
また、森田アナはメンバーを選考するにあたって、「外野は迷いましたよ。金本さん、緒方孝市さんとかね、入れたいなと思ったしね。その辺は悩みましたね。セカンドも正田さんとかね。一番悩んだのは先発ピッチャーかな。黒田さんにしましたけど、北別府さん、マエケン(前田健太)さん、外木場さんとかね、ピッチャーが1人というのは難しいなと思いました。黒田さんが戻ってきて、チームを優勝に導いてくれたし、永久欠番にもなったし、黒田さんかな」と明かした。
このメンバーで森田アナが指揮を執ったと仮定して「今の新井野球もピッチャー中心で機動力を活かして守備的な野球。今のメンバーだとそういう野球になるんだろうし、新井監督の采配も素晴らしいと思うんだけど、ファンからするとホームラン、一発で試合展開を変えてくれるような野球を。自分が監督になったとしても、この一発で流れを変えるような選手起用をしたい」と“超攻撃的な野球”を展開していきたいとのことだ。
森田アナが応援する広島は現在2位。2018年以来6年ぶりにリーグ優勝達成することができるか注目だ。
▼リスナーに向けてメッセージ
「ペナントレースはオールスターゲームが明けてから8月、9月が勝負所、非常に熱い戦いになってくる。正念場を迎えますので、特にセ・リーグは混戦が続いていますから、日々決戦みたいな思いで伝えられたらなと思っています。選手もそうでしょうけど、これからますます暑くなってくるでしょうから夏バテしないように、自分自身も戦線離脱しないようになんとか残って伝えていければなと思っております」
(ニッポン放送ショウアップナイター)