ロッテの田中晴也は、体づくりに重点を置いた1年目から2年目の今季は登板間隔を空けながら開幕から一、二軍で先発登板を続けている。
プロ入り2度目の一軍先発となった7月3日の日本ハム戦では「勝てたことは良かったですけど、自分の投球内容的には反省する部分が多かったと思うので、そこはしっかり反省して次に迎えたらなと思います」と、5回5失点でプロ初勝利を手にした。
3回に5点を失ったが、「毎イニングチームにできることを意識してやっているので、それができて良かったかなと思います」と、続く3-5の4回は万波中正を150キロのストレートで見逃し三振、続く五十幡亮汰を中飛、最後は伏見寅威を三ゴロと3人で片付けたのは良かった。先頭の万波を見逃し三振に仕留めた外角の150キロアウトコースストレートは素晴らしく、本人も「ストレートは自信を持って投げられているので、いいかなと思います」と振り返った。
また、田中は6月17日の取材で「しっかり経験を積んで投げ終わりまでしっかり球速の差が出ないピッチングを目指さないといけない」と話していたが、日本ハム戦では5回も148キロを計測するなど、150キロに迫る力強いストレートを投げていた。「体力はついているのかなと思います。先発で長いイニングを投げさせてもらったりだとか、実戦での経験が活きているかなと思います」。
フォーク、スライダーといった変化球に関しては「まだまだだと思いますけど、今までに比べたら良くなっているので、さらに磨いていけたらいいかなと思います」とのこと。
前回登板の反省を踏まえ、「自分が持っているボールをしっかり発揮してより長いイニングを最少失点でチームに勝ちを呼び込めるピッチングができたらいいなと思います」と意気込んだ。
進化を続ける高卒2年目の田中晴也。 シーズンが始まってから“進化”している部分について「色々経験して(先発を)回らせてもらって、トータル的に良くなっていると思います」と自己分析し、「あとは勝てるピッチャーに近づいていけたらなと思います」と話した。勝てるピッチャーになるために必要なことについて「より長いイニングを最少失点で抑えること、あとは取られるイニングもしっかり1点で抑えたりとか、最少失点でいくことが大事」との考えを示した。
進化した部分で言えば、ファームでは4月終了時点で20回1/3を投げ12奪三振だったが、5月以降は24回1/3を投げて33奪三振、一軍でも2試合・10イニングを投げ、9奪三振と、三振を奪えるようになり、成長した姿を見せる。
ただ本人は、「追い込んでから決めきれないボールもあるので、良くはなっているかもしれないですけど、まだまだかなと自分的には感じています」と納得がいっていないようだ。
石垣島春季キャンプ中の2月3日の取材で、「1日でも早く初勝利に絡んで、1年通して一軍にいる時間が長ければ長いほどいいと思う。そう言ったシーズンにしていきたい」と話し、まずはプロ初勝利を掴んだ。次は一軍での登板する回数を増やしていきたいところ。そのためには結果が求められる。「1試合1試合しっかり投げることが大事だと思うので、その積み重ねで一軍の舞台にいられたらなと。頑張りたいなとは思います」と決意を述べた。
取材・文=岩下雄太
プロ入り2度目の一軍先発となった7月3日の日本ハム戦では「勝てたことは良かったですけど、自分の投球内容的には反省する部分が多かったと思うので、そこはしっかり反省して次に迎えたらなと思います」と、5回5失点でプロ初勝利を手にした。
3回に5点を失ったが、「毎イニングチームにできることを意識してやっているので、それができて良かったかなと思います」と、続く3-5の4回は万波中正を150キロのストレートで見逃し三振、続く五十幡亮汰を中飛、最後は伏見寅威を三ゴロと3人で片付けたのは良かった。先頭の万波を見逃し三振に仕留めた外角の150キロアウトコースストレートは素晴らしく、本人も「ストレートは自信を持って投げられているので、いいかなと思います」と振り返った。
また、田中は6月17日の取材で「しっかり経験を積んで投げ終わりまでしっかり球速の差が出ないピッチングを目指さないといけない」と話していたが、日本ハム戦では5回も148キロを計測するなど、150キロに迫る力強いストレートを投げていた。「体力はついているのかなと思います。先発で長いイニングを投げさせてもらったりだとか、実戦での経験が活きているかなと思います」。
フォーク、スライダーといった変化球に関しては「まだまだだと思いますけど、今までに比べたら良くなっているので、さらに磨いていけたらいいかなと思います」とのこと。
前回登板の反省を踏まえ、「自分が持っているボールをしっかり発揮してより長いイニングを最少失点でチームに勝ちを呼び込めるピッチングができたらいいなと思います」と意気込んだ。
進化した部分は?
進化を続ける高卒2年目の田中晴也。 シーズンが始まってから“進化”している部分について「色々経験して(先発を)回らせてもらって、トータル的に良くなっていると思います」と自己分析し、「あとは勝てるピッチャーに近づいていけたらなと思います」と話した。勝てるピッチャーになるために必要なことについて「より長いイニングを最少失点で抑えること、あとは取られるイニングもしっかり1点で抑えたりとか、最少失点でいくことが大事」との考えを示した。
進化した部分で言えば、ファームでは4月終了時点で20回1/3を投げ12奪三振だったが、5月以降は24回1/3を投げて33奪三振、一軍でも2試合・10イニングを投げ、9奪三振と、三振を奪えるようになり、成長した姿を見せる。
ただ本人は、「追い込んでから決めきれないボールもあるので、良くはなっているかもしれないですけど、まだまだかなと自分的には感じています」と納得がいっていないようだ。
石垣島春季キャンプ中の2月3日の取材で、「1日でも早く初勝利に絡んで、1年通して一軍にいる時間が長ければ長いほどいいと思う。そう言ったシーズンにしていきたい」と話し、まずはプロ初勝利を掴んだ。次は一軍での登板する回数を増やしていきたいところ。そのためには結果が求められる。「1試合1試合しっかり投げることが大事だと思うので、その積み重ねで一軍の舞台にいられたらなと。頑張りたいなとは思います」と決意を述べた。
取材・文=岩下雄太