「数少ない打席をよりよくするためにという意識で、簡単にアウトにならないことだったり、自分の持ち味である粘りを出したり、そう言ったところは1打席、1打席意識して打席に立つようにしています」。
ロッテ・小川龍成は1打席1打席を大切にした結果、ここまで69試合、43安打、11打点、24得点、21四球、12犠打などあらゆる数字で昨季を上回っている。
『2番・遊撃』でスタメン出場した13日のオリックス戦では2打席目まで無安打も、4回の第3打席にレフト前に適時打を放つと、第4打席がライト前、第5打席がセンター前に安打を放ち猛打賞を達成。スタメン出場した10日の楽天戦から打席に立った試合では2試合連続で猛打賞達成となった。7月は月間打率驚異の.611、出塁率は.682、OPSは1.293をマークする。
小川は昨年11月に行われたZOZOマリンスタジアムでの秋季練習から“三遊間に低いライナーで打てる感覚”を身に付けるために必死にバットを振ってきた。その成果が結果に結びついている。
「結果が試合で出るようになってきて、自信になりつつあるんですけど」としながらも、「まだ短期間の結果でしかないので、それをもっともっと長く続けられるように。もっともっと確率よくできるように意識して練習したいと思います」と気を引き締めた。
小川は5月14のオリックス戦から6月1日の15試合連続負けなしの期間に存在感を高め、その間の打率は.319。5月26日のソフトバンク戦から5月31日の阪神戦にかけて5試合連続マルチ安打、5月31日の阪神戦では6打席全て出塁し、4-4の10回二死満塁の第6打席、押し出し四球を選び、チームはサヨナラ勝ちした。
しかし、6月は「ちょっと打ち出してから、もっと打ちたいとか、ヒットを求める気持ちが大きくなってしまった」と月間打率.163と大きく数字を落とした。「もう1回改めて自分のできることをしっかりやろうとコーチの方とも話し合って、そこの意識を変えた結果がいい方向につながったかなと思います」と原点に立ち返り、7月に入ってから再び調子を取り戻した。
7月に入り厳しい暑さの日が多い。夏場の戦いを乗り切るために小川は「ストレッチ、入浴、湯船に浸かって、冷水浴びて交代浴とかそう言ったところは自分自身で考えてしっかりやるようにしています」とのこと。
「今まで通り自分のできることをして少しでもチームに貢献して頑張りたいです」。昨季までは代走・守備固めがメインも、バットで結果を残し、チャンスをモノにした。好不調の波を小さくし、シーズン最後まで粘りのある打撃を披露して1試合でも多くスタメン出場したい。
取材・文=岩下雄太
ロッテ・小川龍成は1打席1打席を大切にした結果、ここまで69試合、43安打、11打点、24得点、21四球、12犠打などあらゆる数字で昨季を上回っている。
『2番・遊撃』でスタメン出場した13日のオリックス戦では2打席目まで無安打も、4回の第3打席にレフト前に適時打を放つと、第4打席がライト前、第5打席がセンター前に安打を放ち猛打賞を達成。スタメン出場した10日の楽天戦から打席に立った試合では2試合連続で猛打賞達成となった。7月は月間打率驚異の.611、出塁率は.682、OPSは1.293をマークする。
小川は昨年11月に行われたZOZOマリンスタジアムでの秋季練習から“三遊間に低いライナーで打てる感覚”を身に付けるために必死にバットを振ってきた。その成果が結果に結びついている。
「結果が試合で出るようになってきて、自信になりつつあるんですけど」としながらも、「まだ短期間の結果でしかないので、それをもっともっと長く続けられるように。もっともっと確率よくできるように意識して練習したいと思います」と気を引き締めた。
小川は5月14のオリックス戦から6月1日の15試合連続負けなしの期間に存在感を高め、その間の打率は.319。5月26日のソフトバンク戦から5月31日の阪神戦にかけて5試合連続マルチ安打、5月31日の阪神戦では6打席全て出塁し、4-4の10回二死満塁の第6打席、押し出し四球を選び、チームはサヨナラ勝ちした。
しかし、6月は「ちょっと打ち出してから、もっと打ちたいとか、ヒットを求める気持ちが大きくなってしまった」と月間打率.163と大きく数字を落とした。「もう1回改めて自分のできることをしっかりやろうとコーチの方とも話し合って、そこの意識を変えた結果がいい方向につながったかなと思います」と原点に立ち返り、7月に入ってから再び調子を取り戻した。
7月に入り厳しい暑さの日が多い。夏場の戦いを乗り切るために小川は「ストレッチ、入浴、湯船に浸かって、冷水浴びて交代浴とかそう言ったところは自分自身で考えてしっかりやるようにしています」とのこと。
「今まで通り自分のできることをして少しでもチームに貢献して頑張りたいです」。昨季までは代走・守備固めがメインも、バットで結果を残し、チャンスをモノにした。好不調の波を小さくし、シーズン最後まで粘りのある打撃を披露して1試合でも多くスタメン出場したい。
取材・文=岩下雄太