2024.07.15 18:00 | ||||
北海道日本ハムファイターズ | 3 | 終了 | 16 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
エスコンF |
1本塁打3打点の大活躍
楽天が14日、西武に勝利し、今季3度目の同一カード3連勝を決めた。4回、フランコの犠飛で1点を先制すると次の回にも小郷裕哉の適時打で1点を追加。しかし、直後に野村大樹・山村崇嘉の適時打で同点に追いつかれる。そのまま同点で迎えた8回、小郷が隅田の速球を捉え、値千金の第6号2ランを放つとこれが決勝点に。勝利した楽天は借金を返済することに成功した。
2安打1本塁打3打点の活躍をした小郷に対し、14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した高木豊氏は「見事ですよね。軸がぶれないということと、前に出されてもフォローが大きいのでボールを拾える。だから、打てる範囲が広い。今のでもタイミングが狂っているんですけど、返さなくてセンター方向に出していける。ああいう器用さがあるのでなかなか手強いですよ」と対応力を評価した上でさらに、「将来的には首位打者を獲るのではないかと思うぐらい素質は感じます」と太鼓判を押した。
もう1人の解説者の齊藤明雄氏は「投手からすると追い込むのは簡単な打者だと思います。勝負球が緩い球、速い球でもバットについてこられる。極端に言うと、追い込むのではなくて1ボール1ストライクと平行カウントにして3球目で打ち取るぐらいが良いと思いますね。勝負球で決着をつける」と追い込まれてからの対応力を評価し、小郷に対する攻め方についても提案していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』