2024.08.01 18:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 3 | 終了 | 2 | 東京ヤクルトスワローズ |
バンテリンドーム |
「アグレッシブな姿勢がある」
中日がヤクルト相手に鮮やかなサヨナラ勝ち。夏休みのバンテリンドームで、今シーズン3度目の同一カード3連勝を飾った。
先発した梅津晃大は3回、山田哲人にソロを浴び、ここ2戦得点を許してなかったヤクルトに先制を許すと、5回にも再び山田哲人に犠牲フライで計2点を献上した。得点できなかった打線は、ヤクルト先発の吉村貢司郎が8回1死からアクシデントで降板してから後続を攻め1点を奪うと、9回にマウンドに上った木澤尚文に対し、1死から岡林勇希がヒットで出塁しいいムードを演出。続くオルランド・カリステがライト線へタイムリー三塁打で同点にすると、代わった山本大貴から村松開人がセンターへ犠牲フライを打ち上げ、劇的サヨナラを完成させた。
流れるような攻めを見せた9回の中日の攻撃に関して、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は「岡林がワンナウトから出て、そしてカリステがスリーベースですね。そして村松が犠牲フライ。この9回の集中力」と絶賛。解説として出演した坂口智隆氏も「いい流れですよね」と同意しつつ「カリステ選手の存在感って、やっぱりデカいなと思いましたね。村松選手も調子がいいですし、しっかり各々が仕事した感じですよね」と賛辞を送った。
もう一人の解説・笘篠賢治氏も「アグレッシブな姿勢があるじゃないですか、カリステ選手っていうのは。チームを変えてくれるなにかを持ってますよね」と発熱でしばらく戦線を離れ、この日も途中出場ながらいきなり結果を出した優良助っ人に拍手を送った。
最下位を脱出し、4位まで2.5ゲーム差まで迫った立浪竜。ここからセ・リーグを掻き回す存在になっていくかも知れない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』