悔しさを晴らす投球には熱視線「それを反省して投げたはず」
巨人は10日、中日とのカード2戦目を2-0で勝利した。巨人先発・井上温大は、昨日9得点の中日打線を6回2安打9奪三振1四球無失点に封じ込め、5勝目を手にした。
自己最多となる9奪三振で自身3連勝となった井上に、10日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも注目が集まった。
斎藤雅樹氏は3日のヤクルト戦(勝利投手の権利目前も4回2/3・3失点で降板)を挙げて「前回の登板ではもう一息という所で代えられてしまったので、非常に今日は気合が入っていた。阿部監督からも厳しい意見が出ていたので、本人にはプレッシャーになっていると思うが、巨人の先発ローテーション投手ということで自信をもって投げなければいけない」と激励を送った。奪三振数については「取れる時もあるし取れない時もあるが、それは気にすることなく。これからもっと取れることもあると思う」と語った。
大矢明彦氏は「井上の直球はすごく速くて、特に左打者の外角への直球は、かなり厳しい所に投げている。成長している」と高評価。さらに「良い投手だが、無駄なことを考えすぎて前の試合は代えられてしまった。それを反省して投げたはず」と分析し「6回を無失点で抑えても、その後3人の投手を使わないといけないのは、まだ信用はないのかな」と指摘。しかし「楽しみな投手だと思う」と次回以降の投球に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』