序盤乱調も"開き直り"今季初勝利!「切り替えが頭の中にちゃんとできていれば、次回からも勝つ」
オリックスは18日、日本ハムとのカード最終戦を5-2で勝利した。オリックス先発は、6月30日以来の先発登板となった山下舜平大。初回は二死から二者連続四球を与えたが、レイエスを二ゴロに打ち取った。2回も二者連続四球と内野安打で無死満塁のピンチを背負うも、犠飛による1失点で凌ぐ。立ち直った山下は、3回に三者連続で空振り三振を奪い、4回・5回も安定した投球を披露。5回88球2安打9奪三振4四球1失点で、379日ぶりの勝利を挙げた。
序盤の乱調を乗り越えて今季初勝利を手にした山下に対し、18日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した平松政次氏は「1年間勝っていないという感覚ではなく、やっと自分の投球ができたという喜びの方が大きいのではないか。これだけの投球ができれば、どこでも勝てる。ソフトバンクにも勝てる」と絶賛。
3回からの快投については「どういう風に切り替えたのか、今日帰って考えているだろう。切り替えが頭の中にちゃんとできていれば、次回からも勝つ。これだけの球を投げて、どの打者もなかなか打てなかった」と高評価。「人が変わったかのようだった。良い投球をした」と最後まで称賛を送り続けた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』