谷沢氏「今までのロッテとは相違点がある」拙攻響き敗戦、2位とのゲーム差は「3」に
パ・リーグ3位のロッテは22日、2位・日本ハムとの第3戦目で3-4と敗れた。1点を追いかける8回、先頭・中村奨吾が死球で出塁。友杉篤輝の犠打で一死二塁とチャンスを作るも、続く小川龍成が中飛、佐藤都志也が一ゴロに倒れた。9回は先頭の藤原恭大が四球を選ぶも髙部瑛斗が犠打失敗、角中勝也が右飛、ソトが空振り三振に打ち取られ、接戦を落とした。
ゲーム差なしで迎えた2位との直接対決で、まさかの3連敗を喫したロッテ。22日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、特に打線に対して指摘が相次いだ。
野村弘樹氏が「8回は死球、9回は四球で始まった。この終盤に何とかならなかったのか」と苦言を呈すと、谷沢健一氏は「得点圏に走者を置きながらもかえせない。今までのロッテとはちょっと相違点がある。この辺で強さを発揮してきたロッテが、終盤にきて適時打が出なかった」と今季前半に多く見られた打線の粘りに陰りが見えたと分析した。
さらに野村氏が「3連敗は逃れたかった」と語ると、江本孟紀氏も「この時期に(連敗すると)厳しくなってくる。追い上げもきつくなる」と今後の順位争いへの影響も示唆した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』