直近10試合で打率1割台と苦しむ首位打者の浮上の鍵とは?「自分の中で感覚が合ってきたときに…」
優勝マジック「21」のソフトバンクは25日、2位日本ハムとのカード最終戦を3-5で落とした。打線は4点を追う5回、周東佑京と川瀬晃の二者連続適時三塁打などで3点を返すも、その後は無得点に抑えられた。
2連敗となったソフトバンクは、2カード連続の負け越し。特に打線の軸である5番・近藤健介の不調に、25日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも心配の声が上がった。
近藤は直近10試合で打率.135と低迷。この日も3三振と本来の調子からは程遠い打撃が続いている。解説の坂口智隆氏は「見ている側の意見だが、本人の中でも立ち位置を変えるなどいろいろ工夫している所がある」と評価。その中でも不調の原因として「本人の選球眼と、試合の中での審判のストライクゾーンとのずれが大きいように思う。そこで思い切り行ったときに珍しくボール球を振ってしまっている」と分析した。
しかし坂口氏は「まだ3割超えていて、チームも首位にいるので心配することもないと思う。自分の中で工夫しながら感覚が合ってきたときに、普通の近藤が戻ってくるだろう」と今季打率.309でリーグトップを走り続ける近藤の復調を示唆。岩本勉氏も「必ず再浮上する選手だから」と期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』