ロッテの小島和哉が14時から行われる『2024 パーソルクライマックスシリーズ パ』ファーストステージ第2戦の日本ハム戦に先発する。
小島は球団を通じて「1回でも多く投げることがベストですが、1人1人丁寧に大事に頑張りたいと思います」と意気込んだ。今季、日本ハム戦は7試合・49回1/3を投げて、1勝4敗、防御率3.28も、エスコンフィールドでは3試合・23イニングを投げ1勝1敗、防御率1.96と相性の良い球場のひとつだ。
小島はシーズン最終盤、9月14日の西武戦(ベルーナドーム)、9月21日の西武戦(ZOZOマリン)、レギュラーシーズン最後の登板となったのも9月29日の西武戦(ベルーナドーム)と、3試合連続で西武戦に先発した。
9月14日が7回・122球を投げ、5被安打、10奪三振、無失点で10勝目、9月21日が7回・112球、6被安打、7奪三振、1失点で11勝目、9月29日が7回・101球、4被安打、5奪三振、無失点で12勝目と、3試合全て7イニング以上を投げ、白星を手にした。
特に9月29日では、追い込んでからカットボールを多投するなど、いつもよりも気持ちフォーク、チェンジアップを決め球にするケースが少なかったように見える。「終わったので全然いいんですけど、3週連続(で西武戦)だったので、自分の中で3回とも同じ攻めというのはさすがに。これも難しいんですけど、1戦目、2戦目抑えているので、攻め方を変えないというのも大事なんですけど、それを張られたりとかも考えて、1点もやれない試合ではあった。ちょっと違うアクセントを入れながら大体いつもと同じ攻めで。自分の気持ちの持ちようが変わったので、そのカットボールを入れるタイミングで。そんな感じですかね」と明かした。
いつもとは違う攻めを入れながら抑えた西武戦から2週間。14時からの日本ハム戦に先発登板する。昨季は1勝1敗で迎えた3位・ソフトバンクとのCSファーストステージ第3戦、0-3の10回に藤岡裕大の同点3ラン、安田尚憲の適時打で4点を奪いサヨナラ勝ちし、“幕張の軌跡”と呼ばれた試合に先発したのは小島だった。同試合で、小島は6回1/3・96球を投げ、4被安打、5奪三振、無失点と試合を作った。
小島はCSでも「特にやることは変わらないので、西武戦と同様に先制点をやらないこと。長く投げるのも大事ですけど、それよりもゼロに抑えることの方が大事なので、その辺は慎重、慎重にいきすぎることはないですけど、長いイニングというよりかはしっかりとテンポ良く抑えることを考えて、はい」と10月3日の取材で意気込んでいた。
小島といえば、日曜日の登板に強く、21年5月30日の広島戦から同年10月3日の楽天戦にかけて自身7連勝、今季も日曜日に5試合に先発しているが、3勝0敗。5月5日の楽天戦では完投勝利を挙げている。得意の日曜日でチームの勝利を呼び込む投球ができるか注目だ。
取材・文=岩下雄太
小島は球団を通じて「1回でも多く投げることがベストですが、1人1人丁寧に大事に頑張りたいと思います」と意気込んだ。今季、日本ハム戦は7試合・49回1/3を投げて、1勝4敗、防御率3.28も、エスコンフィールドでは3試合・23イニングを投げ1勝1敗、防御率1.96と相性の良い球場のひとつだ。
シーズン最後は3週連続で西武戦に先発
9月14日が7回・122球を投げ、5被安打、10奪三振、無失点で10勝目、9月21日が7回・112球、6被安打、7奪三振、1失点で11勝目、9月29日が7回・101球、4被安打、5奪三振、無失点で12勝目と、3試合全て7イニング以上を投げ、白星を手にした。
特に9月29日では、追い込んでからカットボールを多投するなど、いつもよりも気持ちフォーク、チェンジアップを決め球にするケースが少なかったように見える。「終わったので全然いいんですけど、3週連続(で西武戦)だったので、自分の中で3回とも同じ攻めというのはさすがに。これも難しいんですけど、1戦目、2戦目抑えているので、攻め方を変えないというのも大事なんですけど、それを張られたりとかも考えて、1点もやれない試合ではあった。ちょっと違うアクセントを入れながら大体いつもと同じ攻めで。自分の気持ちの持ちようが変わったので、そのカットボールを入れるタイミングで。そんな感じですかね」と明かした。
いつもとは違う攻めを入れながら抑えた西武戦から2週間。14時からの日本ハム戦に先発登板する。昨季は1勝1敗で迎えた3位・ソフトバンクとのCSファーストステージ第3戦、0-3の10回に藤岡裕大の同点3ラン、安田尚憲の適時打で4点を奪いサヨナラ勝ちし、“幕張の軌跡”と呼ばれた試合に先発したのは小島だった。同試合で、小島は6回1/3・96球を投げ、4被安打、5奪三振、無失点と試合を作った。
小島はCSでも「特にやることは変わらないので、西武戦と同様に先制点をやらないこと。長く投げるのも大事ですけど、それよりもゼロに抑えることの方が大事なので、その辺は慎重、慎重にいきすぎることはないですけど、長いイニングというよりかはしっかりとテンポ良く抑えることを考えて、はい」と10月3日の取材で意気込んでいた。
小島といえば、日曜日の登板に強く、21年5月30日の広島戦から同年10月3日の楽天戦にかけて自身7連勝、今季も日曜日に5試合に先発しているが、3勝0敗。5月5日の楽天戦では完投勝利を挙げている。得意の日曜日でチームの勝利を呼び込む投球ができるか注目だ。
取材・文=岩下雄太