3人とも悔しさをにじませるコメント、今後については未定
西武は28日、宮澤太成、野田海人、鈴木将平と来季の契約を結ばないことを発表した。
宮澤は23年にドラフト5位で入団。ファームでは12試合に登板し、0勝1敗・防御率3.60。一軍登板はなかった。宮澤は「一軍で活躍することを目標に入団しましたが、思うような投球ができないなかで、自分の課題に向けて、それを乗り越えようと精一杯練習してきた自信はあります。ただ、それを結果に結びつけることができず、今は悔しい気持ちでいっぱいです。ベルーナドームでのオープン戦、ファンの皆さんの前で初登板を果たせたことは、プロ野球選手になったことを自覚できた日で、とても印象に残っています。今後については未定です」とコメントした。
野田は22年にドラフト3位で入団。今季はファームで8試合に出場し、打率.250。一軍での出場はなかった。野田は「2年間通してけがが多く、入団当初に思い描いていたプレーができませんでしたが、1年目のファーム開幕戦での初安打はとてもうれしかった思い出のひとつです。今年こそは正捕手の座を奪いたいと思って練習してきました。10月には手術をしましたが、膝のけがの影響が大きく、チームの戦力になれなかったことが悔しいです。今後については未定です」とコメントした。
鈴木は16年にドラフト4位で入団。昨季は開幕一軍を勝ち取り、自己最多の72試合に出場したが、今季は33試合に出場し、打率.191だった。鈴木は「どんなときでも応援してくださったファンの皆さま、良いチーム、良い同期に恵まれて、8年間向上心を持って過ごすことができました。レギュラーを取りきれなかったこと、また年明けにけがをして、この1年間戦いきれなかったことが悔しいです。同期の今井とお立ち台にあがるという夢が達成できなかったことは心残りです。今後については未定です」とコメントした。