日本人選手4人目の「オールMLB」選出
現地時間14日、MLB機構が2024年シーズンの「オールMLBチーム」を発表。セカンドチームの先発投手部門でシカゴ・カブスの今永昇太投手(30)が選出された。
MLB1年目の今永はデビュー登板から4連勝、防御率0.98と絶好のスタートを切って4月度の月間最優秀新人賞を受賞。7月には1年目の日本人投手として29年ぶりにオールスターゲーム出場を果たした。9月4日のパイレーツ戦では球団史上2度目の継投ノーヒットノーランを達成。今季29試合で15勝3敗、173回1/3を投げて防御率2.91、174奪三振をマークし、勝利数と防御率でナショナル・リーグ3位にランクインした。
日本人選手が選ばれるのは2020年のダルビッシュ有(当時カブス)と前田健太(当時ツインズ)、2021年から4年連続選出の大谷翔平に続いて4人目。MLB1年目の投手の選出は今季ファーストチーム入りを果たしたポール・スキーンズ(パイレーツ)とともに史上初の快挙となった。
「オールMLB」セカンドチームのポジション別選出者は以下の通り。
【セカンドチーム】
<先発投手>
セス・ルーゴ(ロイヤルズ)
ディラン・シース(パドレス)
今永昇太(カブス)
フランバー・バルデス(アストロズ)
マイケル・キング(パドレス)
<救援投手>
メイソン・ミラー(アスレチックス)
カービー・イエーツ(レンジャーズ)
<捕手>
サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
<一塁手>
ブライス・ハーパー(フィリーズ)
<二塁手>
ホセ・アルテューベ(アストロズ)
<三塁手>
マニー・マチャド(パドレス)
<遊撃手>
フランシスコ・リンドア(メッツ)
<外野手>
ジャクソン・メリル(パドレス)
ジャレン・デュラン(レッドソックス)
テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)
<指名打者>
ヨルダン・アルバレス(アストロズ)